外に出られない、学校や会社に行けないときに
外に出ようとすると、体が動かなくなる。学校や会社に行こうとすると、強い不安や疲れを感じる。そんな日が続くと、「自分が怠けているからだ」「周りに迷惑をかけている」と、自分を責めてしまうことがあるかもしれません。
けれど、外出できないことや、学校・会社に行けないことだけで、その人の気持ちや頑張りを決めつけることはできません。そこに至るまでの事情も、感じているつらさも、一人ひとり違います。
まずは、「行けなかった」という結果だけで自分を評価せず、今日を過ごしている自分を責めないでください。何かをすぐに解決しようとしなくてもかまいません。眠る、食べる、静かに過ごす、誰かと短く話すなど、今の自分にできそうなことを見つけるだけでも十分です。何もできない日があっても、それはあなたの価値を損なうものではありません。
周囲の方も、「頑張って行こう」「いつまで休むの?」と急かすより、「今はどんな感じ?」「今日はどう過ごせそう?」と、本人の言葉を待つことが支えになる場合があります。話したくない様子なら、無理に聞き出さず、気にかけていることを伝えるだけでもよいでしょう。
10月10日の世界メンタルヘルスデーをきっかけに、心の不調や過ごしづらさについて、少し立ち止まって考えてみませんか。すぐに答えを出さなくても大丈夫です。身近な人との会話や、学校・職場の相談窓口、地域の相談先など、話しやすいところからつながる方法もあります。
東神奈川コルテアクリニックでは、外出や通学・通勤が難しい状態についても、お一人おひとりのお話をうかがっています。相談を考えるときは、ご本人のペースを大切にしてください。
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/mental_health_day/index.html

